ブルネイ王国ジャングルツアーレポート③

いよいよブルネイツアーが近づいてまいりました!
ブルネイ王国のジャングルは自然の宝庫。
見たこともないような、不思議な生き物と遭遇します。

植物で奇天烈なものは
☆食虫植物「ウツボカズラ」
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属名をNepenthesといい、「ネペンテス」で通じます。
栄養の乏しい土地で、葉先がトランペットのような形に変化した捕虫葉をつけ、昆虫を捕えて消化吸収します。
日本には自生しないタイプの食虫植物です。
ブルネイのジャングルでは
N.rafflesiana
N.ampullaria
N.mirabillis
N.gracilis
N.bicalcarata
などを見ることができました。
地域変種や自然交雑種などもあり、形は多様です。

☆マングローブの大群落
ボルネオ島はマングローブの宝庫でもあります。
見てください、この剣のような種子!
現地ガイド、ジャングルデイブ氏の腕と同じ長さです。
この種子が樹から落下して、泥地に刺さり、そこから発芽して育っていきます。
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☆巨大な着生シダ、ビカクシダの一種
両手で抱えきれないほどの大きさのシダが巨樹に着生します。
頭上20m以上のところにも、こんな巨大なシダが生きています。
屋久島も着生シダはたくさんありますが、ここまで巨大なものは熱帯に行かないと見ることができません。
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ボートクルーズでは鏡のように空とジャングルを映しこむ、
息をのむほどに美しいブラックウォーターの上を進んでいきます。
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ジャングルから染み出したタンニンの色が茶色いため、川の色がコーヒーのようになるのです。
両岸の深い森には、熱帯にすむさまざまな動植物が暮らしています。

ジャングルではスコールがあり、ときおりザッと雨が降ることがあります。
熱帯の強い日差しを浴びた、黄金色に輝く雨が雄大な河に降り注ぐ様子は、
感動した風景の一つです。
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